iichi通信 No.1395
白と私。
冬の白は、どうしてこんなにあたたかく感じられるのでしょうか。着るものも、持ち物も、家の中でも。白に囲まれたら、なんだかそれだけで幸せな気持ち。冬の日のわたしを包む、さまざまな白を集めました。
白を纏って、どこへ行きましょう?
小物たちを連れて。
食卓に並ぶ白。
白で彩る、冬の部屋。
編集後記
昔、大好きだった絵本『ながれぼしをひろいに』。クリスマスイブの夜、山に落ちてきた赤い星をサンタさんへプレゼントしようと、女の子が雪道を歩いて探しにいきます。真っ白な森で、雪だるまや、白い子ネコと出会い、見つけたものは…というお話です。吐く息の白さ、雪がふかふかに積もった白い景色、白ネコの小さな命のあたたかさを、手に取るように感じたのを覚えています。大人になってしばらくこの絵本のことも忘れていたのですが、息子が生まれてからふと思い出し、同じ本をプレゼントしました。息子にとっての「白」の記憶も、この本が作ってくれるのかもしれません。(編集・I)
次回予告 配信日 2023.12.24
次回のiichi通信は「今夜はクリスマス・イブ」。みなさんはどんな夜を過ごされるのでしょう?自分へのご褒美もどうぞお忘れなく。とっておきのギフトを探しに、iichiをのぞいてみてくださいね。
2023年12月20日