iichi通信 No.1541
暮らしと共に、美しい手仕事。
わたしたちの暮らしを支える、衣食住の道具や、飾るもの。生活の役に立つというだけでなく、佇まいの美しさに感動したり、ほっと癒されたり、伝統に思いを馳せ、自分の生き方を見つめ直してみたり。ものの役割を越えて目には見えない「何か」を与えてくれる、暮らしの中の美しい手仕事を集めました。
作り手を想う、凛と美しい手仕事。
素顔でいられる、装いのもの。
日々を重ねる、食卓の道具。
暮らしに潤いをくれる、美しいもの。
編集後記
GWのお休み中、大きな公園の中の「工芸工房村」で息子と機織り体験をしてきました。iichiの作家さんの写真を見て憧れていた、足踏みの織り機にわくわくです。好きな色の横糸を選んだらシャトルにセットして、ペダルを足で踏んで、右から左へ糸を通して、筬(おさ)でトントン、踏んで、通して、トントン…と繰り返し、繰り返し。次第に無心になり、二人とも無言でトントンし続けること約1時間。きれいな縞模様のコースターができ上がりました。ほんの15cm程の布を織ることの大変さを知り、昔の人の知恵と、伝統を受け継ぐ作家さんを想ってじわりと感動…。心地良い暮らしって何だろう、私はちゃんと、ものを選べているだろうか?と、改めて考えるきっかけとなりました。(編集・I)
次回予告 配信日 2025.6.1
次回のiichi通信は「毎日が特別になる、父の日のギフト」。もうすぐ6月15日、父の日ですね。普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちを、手仕事と一緒に贈りませんか。ニットやネクタイ、晩酌の器に、革小物や文具など、お父さんも喜ぶ上質な手仕事を集めてお届けします。どうぞお楽しみに!
2025年5月28日