プロフィール
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
1998年より、バッグ作りに縁があり今になります。
私の作るバッグは、布を使用して作っています。
布は種類が豊富で、布同士の組み合わせが多い分悩みも多いですが、やりがいもあります。
染めて美しくしなやかになる布、織り上げて美しく輝く布、刺繍のボリュウムある布、それぞれの素材の良さを活かしながら組み合わせ、布と布を糸で繋ぎ素敵なバッグになるように心を込めて手作りしています。
バッグ作りの前は、横振り刺繡(手振り刺繡とも言う)をしていました。「一回は指を縫う位じゃあないと上手くならないよ」と、師匠から、かけられた言葉です。
職人の世界は厳しい努力の積み重ねから、成り立っている世界じゃないかと思っています。
技術を習得するには、それなりの覚悟や根性に感性も必要だと思います。
刺繍が完成(商品)した時は、どんな方の身を飾るのだろうかと、想像するのが、楽しかったです。
今では、刺繍職人さんも減ってしまい、一部の方のみになってしまったようです。
私は、頑張って習得した割に活かし切れてない、少し刺繍するだけになっています。(残念)
でも、私の原点は一心不乱に頑張って、横振り刺繍をしていた頃ではないかと思っています。
これからも色々な思いを持ちながら、手作りして行けたらいいなと思っています。