プロフィール

『SEKAR SANDAT』(スカール・サンダット)のページをご覧いただき、ありがとうございます。

本物のような繊細な花々の刺繍を、ブローチに仕立てています。
ブローチを手に取った瞬間に、旅先での思い出の景色や、その時の気持ちや感覚をふっと思い出せるような、リアルで繊細な刺繍を心がけています。

私はインドネシアバリ島の伝統舞踊「バリ舞踊」を学ぶため、バリ島へ留学をしていました。バリ島では毎日の生活やお祈り、そして踊りにも生花が欠かせません。花と身近な生活をしていくうちに、ただ美しいだけではない、花が持つ力にも魅力を感じるようになりました。

バリの人々はお祈りの時に使った花を耳にさすのですが、それはお祈りを終えましたという意味合いのほかに、その日1日を安全に過ごす”お守り”のような役割もあるのではないかと思います。

踊るときに生花を使うのも、ただの飾りではなく、花が持つ「生命力」をもらいながら踊っている一面があるのだと思います。

日本では飾って眺めることが多い花ですが、もっと身近なものとして身につけることで、気持ちが落ち着いたり元気が出たり、パワーの源の一つになったらいいなと考えています。旅先で出会った思い出の景色に少しでも近づけるよう、花を観察しながら一つ一つ丁寧に製作しています。


〜ブランド名の由来〜

『SEKAR SANDAT』(スカール・サンダット)の名前は、バリ島の言葉で「イランイランの花」を意味しています。

バリ舞踊留学から帰国後、自分のグループを持ちたいと思った時にバリ島の踊りの師匠にお願いをしてつけてもらったのが、この「スカール・サンダット」という名前です。

イランイランの花は、色や姿形は地味で”花”としては目立たないのですが、蕾の時から枯れるまでずっといい香りのする花です。この名前には、『表面的な美しさではなく、本質的なものを表現し続けられるように』という意味が込められています。

刺繍作品も、同じ思いで制作しています。刺繍を出来るだけ本物に近づけたいのは、その景色(自然)がこれからもずっと残っていて欲しいと思うからです。


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◇作品のこだわり◇

SEKAR SANDATの刺繍は、実物の花をよく観察するところから始まります。そしてスケッチをして、実物や写真と見比べながら刺繍糸を選んでいきます。刺繍糸は、一本取りでもしっかりとしたハリがあり、美しい艶のあるDMC社のものを使用しています。

刺繍糸を一本取りで刺繍することで、面を埋める手間はかかりますが、リアルで繊細な刺繍に仕上げることができます。色合いやグラデーションにこだわり、本物の花を摘んできたような仕上がりを目指しています。
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