岩手県盛岡市にてかごバッグや暮らしのかごを
岩手県で自生している沢胡桃や山葡萄を使い作られている
作り手 オズのかごバッグさんです。
オズさんが作るかごバッグは、ワンピースに合うような浅型のかごバッグや
持ち運びやすい小さめのものを作ってくれたりと私たちの望みを叶えてくれる可愛らしいかごバッグなので
作り手である佐々木さんが男性なことに
驚きました。
でもやはり、かごを作って生業にしていくのは並々ならぬ力仕事も含まれるわけです。
それもそのはず佐々木さんは、
原料の伐採からものづくりは始まります。
5〜6月に岩手県内全域の山へ沢胡桃や山葡萄の木の枝を切りに行きます。
なので、その期間はずっと山へ向かうのでかごを作ることはできません。
その後に、皮を剥いてお湯につけ
乾かす作業。
一つのかごに20本ほどの木から採れた皮
を必要とします。
それだけ、労力が伴っているからこそ
作り手が見えるかごバッグには、
お値段にも反映されています。乾かす時に、均等の色にすることが難しく、ようやく色の濃さをコントロールできるようになってきたとのこと。
かごに使われる材料からは、どうしても
使えなくなった端材が出ます。
その端材はちいさな置きかごにしたり
ブローチにしたりと余すことなく
使い切っています。