プロフィール

高知県で昔ながらの竹皮草履を作っています。

◇◆竹皮草履とは・・・◆◇

竹皮は昔からおにぎりなどの食品を包むように自然の抗菌作用に優れ、遠赤効果があります。夏は涼しく、冬は暖かい優れモノです。
しっかりと編みこんでいますので最初は堅い感触がしますが、履き慣れてくると調度良い具合になります。
足の裏の血行を良くし、健康に大変よい履物です。

少しづつ編んでは金槌でたたいて締め込んで、天日乾燥を繰り返す長い工程を経て、ようやく編みあがった草履にしっかりと芯を通した鼻緒をつけて仕上げていきます。

体中のツボが集中する足の裏。
竹の皮の適度な刺激が、ほど良くツボに作用してからだ全体に良い影響を与えます。 土踏まずの発達や、鼻緒を掴むことで足を鍛えられ、踏ん張れるといったことから、幼稚園・小学校で指定の履物にするところもあるようです。鼻緒を指ではさむのは、頭の働きを良くする効果も期待できるそうです。


◇◆竹皮草履の使い方◆◇

お部屋履きやベランダ履きに。
もちろん外履きにもお使いいただけます。
現在はフローリングのおうちが増えています。スリッパ代わりの竹皮草履、とても気持ちいいです。
お風呂上りでもさっと履けるのは、とても便利ですよ♪

昔ながらの製法のため、裏にゴム等を貼っておりません。
雨の日はご使用を避けてください。
※濡れても陰干しすればすぐ乾きます。

先人の知恵を形にした竹皮草履。
以前は土佐の歴史的な伝統工芸品の「土佐紬」を使って作っておりました。
しかし10数年前に土佐紬は製造を終了。残った在庫で作り続けてきましたが、在庫もなくなり現在は縮緬などの織物で製作しています。
手作業で作られる為、品切れの際は次の完成までお待ち下さい。