プロフィール
幼い頃から、祖母や母が家事の合間に編み物を楽しんでいる姿を見て育ちました。
小学4年生の時、毛糸を指に絡めていたら鎖編みになり、引き返しながら編んでを繰り返すと四角い布状になり、自分で布を作れた事に感動しました。当時はまだあまり知られていなかった指編みでした。
布はこうやって出来るんだ!私にも作れたんだ!とわかった時の嬉しさは忘れられません。
その布を母に見せると、かぎ針を渡してくれて綴じ方を教えてくれました。
肩紐を編みつけてぬいぐるみのワンピースが出来あがりました。
それ以来手先を動かす事が好きになり、その後ずっといろいろなハンドメイドを楽しみました。
学生時代は普通科でしたが、選択科目は編み物を学べる工芸を選びました。
皆の前で褒めてくださったり、お手本で編む機会をくださいました。
認められたような気がして、恥ずかしさと嬉しさが混ざっていた事を今でも鮮明に覚えています。
就職は手先を使う職業に就きたいと希望しましたが、父に反対され銀行で働きました。
その後、主人と出会い結婚退職し、子育てを楽しみました。
気がつけば祖母や母のようにいつもハンドメイドをしていました。
パートで働いたりもしましたが、子供の受験や主人の親の入院、私の親の入院等いくつもが重なり残念ながら辞めてしまいました。
子供達は大きくなり、最近では必要とされる事が少なくなってきました。
ふと気がつけば、仕事をし続けている友人はいつまでも変わらず若々しいままで、精神的にも成長し輝いて見えました。
一方私は年齢は重ねましたが、考え方は昔の幼いままで、機械にも疎く、社会に取り残されたような気分になりました。
親のサポートをしながら、自分自身の残り人生について考える事が増えました。
自分の好きな事や得意な事、やりたい事をしている人はどんなに忙しくても活き活きとして輝いて見えました。
私もこれからの人生は、自分のやりたい事や得意な事を優先したいと思いました。
私が得意で楽しい事はやっぱり物づくりだと思いスタートました。
不慣れな点もあるかと思いますが、精一杯対応しますので、宜しくお願いいたします。
迅速な対応を心がけておりますが、制作、イベント、家事、介護等で、お返事が遅くなる事があります。