プロフィール

こんにちは。guuです。
ご覧いただきありがとうございます。

ただいまオーダーをたくさんいただいており、しばらく新しいオーダー、お店をお休みさせていただきます。

また、いろいろ思うところがあり、これからは金継ぎを主体に活動していきたいと思います。


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【コンセプトについて】
はじめまして。guu.と申します。
「日常を“ 暮らし ”に」をコンセプトに、漆塗りのおちょこを作ったり、金継ぎで器を直したりしています。

伝統工芸としてのイメージが強い漆は、安価なものがはびこって、安いというだけで売れてしまう現代の中で、後継者不足などの問題を抱えています。高価なイメージのある漆を、少しでも身近なものにしようと、最近は産地とデザイナーが協力して、新しい漆器を作ったり、わたしのように大学等で漆を学び、若い感性で漆を使う個性的な作家も増えました。
もはや漆はそこまで珍しいものではなく、人々の生活に根付くまでもう少しかもしれません。

しかし、わたしが思うのは「はたして現代の日本人は、伝統工芸を生かせるような真っ当な“ 暮らし ”ができているのか?」ということです。
自分はどういう器が好きなのか、考えたり、感じたり、選んだりすること。自分は日頃どういう料理を好んで食べているのか、その器を支える手の大きさはこれくらいだろうとか、こういう感触が唇に触れたら気持ちいいだろうとか。そういうことを考えて生活する“ 暮らし ”ができているでしょうか。
産地や作家がいくらものを作っても、それを生かせる“ 暮らし ”がないのでは、意味がないのです。
素材や作りをしっかり吟味せず、安いというだけで購入する平素な日常の中から、漆に対する希求は生まれないと思います。

漆はたとえ平素な日常だとしても、そこにいいリズムを作ってくれる、生活を躾けてくれる存在になってくれるものだと思います。
漆はいくら丈夫だとはいっても、使ったらすぐに洗って、拭いて、十分乾かしてからしまう、という程度の手間はかかります。生活というのは連続しているもので、食べたら洗って、拭いて、しまって、という行為が既に“ 暮らし ”そのものです。
手間や時間がかかるかもしれないものの中に、平素な日常を変えてくれる、潤わせてくれるきっかけがあると思います。

酒屋さんで自分好みのお酒を選び、それに合うつまみを考えて、作って、お気に入りのおちょこで晩酌をする。呑んだら洗って、拭いて、「明日もよろしく」としまう。
いつものコンビニの缶ビールとおつまみとは、ひと味違う“ 暮らし ”の中の晩酌。
そんな日常を“ 暮らし ”に変えてくれるようなものを目指して作っています。


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【経歴・イベント】
2013年9月 おちょこ展参加@広島
2013年10月 4年生有志による雑貨店「ichi.」open@大学祭にて
2014年3月 広島市立大学芸術学部卒業
2014年4月 guu.として活動開始
2014年9月 iichiにてアクセサリー販売開始
2014年10月 第40回宮島特産品振興大会「宮島町商工会長賞」受賞
2015年5月3日〜4日 グループ展 「ichi.」
2015年6月4日〜9日 グループ展「宮島轆轤の作品」展
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