プロフィール
エディットジャパンは、代表・坂元が海外経験を通して感じてきた「日本のものづくりの素晴らしさを世界中に伝えたい」「日本の魅力を再編集したい」という想いのもと設立されました。現在までひとりで活動しています。
エディットジャパンは職人や作家のコンサルティングを行いながら、自らも製品の企画・販売を行っています。
コンセプトは、異業種の職人が力を合わせてひとつの製品を完成させる ”職人コラボレーション" 。
第一弾は大阪の刃物と徳島の藍染めをかけあわせた「藍包丁」。
刃を製作するのは600年の歴史を誇る大阪・堺刃物のなかでも老舗として長年包丁を作り続けてきた、山脇刃物製作所。
そこに、古来より消臭抗菌効果があるとされ、日本人の歴史に馴染み深い藍染めを施しました。
これにより、切れ味鋭く、衛生的な包丁ができました。日本らしさを表現しつつ機能美も兼ね揃えたユニークな1本となっています。
そもそも現代まで生き残った技術は、長い時間をかけて無駄が削ぎ落とされ、すでに機能やデザインにおいて洗練されているので、そのままでも十分魅力的です。
あとは、それらを上手にかけあわせてあげるだけ。
無理矢理いじくりまわしたりプロデュースしすぎない。
その加減の難しさはありますが、良いバランスでコラボレーションができれば新しい価値がちゃんと生まれます。
そして、”職人コラボレーション"は、ひとつの製品で複数の産地に利益を生むというチャレンジングな取り組みです。
「藍包丁」を通して、私が伝統技術や職人文化に感じる可能性・面白さ・ロマンを多くのひとと共有できればと願っています。