プロフィール
弊社の天然木について
従来天然杢メープル無垢材を主に製作していましたが国産の天然杢樺桜無垢材と国産の天然杢タモ無垢材を加え3種類の材木を使用しての製作に変更しています。
私、作家の土肥 悟(ドヒ サトル)と申します。
木工業の長男として生まれ高度経済成長期の幼い頃から家業のお手伝いをして育ちました。
厳格な父の下、仕事として携わり木工技術を身に付けて40年。
木工の中でも1つ1つの工程を10以上熟す「空間芸術」の衝立や屏風づくりを専門としています。
木と真摯に向き合う日々の中、発見や成長は毎日のように更新されていきます。
南大阪の富田林に製造工場があります。
のどかな田園地帯が広がり、二上山や金剛葛城山と眺めの良い所です。
山々を愛でながら、
山のようにおおらかで風格のある凜と立つ衝立を真心を込めて作りたいと思っています。
私の衝立づくりは材木選びから始まります。
昭和から平成、令和と月日の流れとともに流行の材木も変化してきました。
天然杢桜無垢材、天然杢タモ無垢材、天然杢ラミン無垢材、天然杢ウォールナット無垢材など扱ってまいりました。
今は天然杢ハードメープル無垢材、天然杢カバ桜無垢材を主に入手し、材木のそりや節、逆目などを考慮して裁断作業を行います。
木地の状態で接合部分の強度に優れた臍(ほぞ)組伝統技術加工の穴を彫ります。
木のおうとつに一度填め込むと抜けにくいように工夫された宮大工の技術のパーツを彫り上げます。
部材のパーツごとに研磨、下地塗装、研磨、仕上げ塗装と工程のあるポリウレタン塗装は硬く深みのある光沢が生まれる高級家具仕上げの塗装方法です。つるりとした仕上がりが特徴です。
磁気の力で金属に使う方法が一般的ですが木に使うこの方法は手作業で熟年の技術が必要とされます。
衝立は日本文化の歴史そのもの。
古きよき時代の衝立から最新の衝立まで真心込めて作ります。
別注商品にも対応させていただいています。
遠慮無くご質問、ご購入をお待ちしています。
最後までご覧くださり感謝申し上げます。土肥 悟