
今週のテーマ記事
やわらかなフェルトの小物
羊などの毛を圧縮して作られたフェルト生地。その歴史は古く、紀元前から用いられていたそうです。毛糸を織ったり編んだりしたものとはまた違う、しなやかな触感が楽しめます。今回はそんなフェルトで作られた小物たちをご紹介します。
フェルトに刺繍を施した、花と蝶の花瓶型ウォールデコ

フェルトでできた花瓶型の生地に、色とりどりの花と蝶があしらわれたウォールデコです。花と葉は一つひとつ手で切り出し、茎は変わり糸を刺繍で縫いとめているそうです。底部分に入ったダーツと中に詰められた綿により、ふっくらとほどよいボリューム感が出てきます。少し寂しいなと感じるお部屋や廊下の壁を飾るインテリアにいかがでしょうか。


無染色のナチュラルカラーの羊毛で作られた、こぐまのフェルトマスコット

染色なし、ナチュラルな羊毛のカラーをそのまま使用して作られた、こぐまのフェルトマスコットです。手を広げて二本足で立ちながら、いたずらっぽい瞳がキラキラと輝くユーモラスな表情です。作り手さんのページには他にもリスやウサギなど、動物の可愛らしさと羊毛の温かいぬくもりを感じられる作品が並んでいます。


ウールとコットンを合わせてフェルト化させた、タッセル付き3wayテトラバッグ

グレー地にゆるやかな曲線で柄が入ったテトラバッグです。ウールとコットンを合わせてフェルト化することで、丈夫な作りになっています。タッセル付きのロープの長さを調節することで、テトラ型、手提げ型、ワンショルダーと、その日の気分やファッションに合わせ、アクセサリー感覚で変化を楽しめます。


コロンと丸い形に王冠のような蓋が乗っかった、フェルトの「毛器」

コロンと丸い小石のような形に、ツノがニョキニョキと生えた王冠のような蓋が乗っかったフェルトの小物入れ、その名も「毛器」です。眺めているだけで楽しくなるような存在感ですが、蓋を開ければ中は空洞なため、大切なアクセサリーなどをそっと隠しておくのも良さそうです。突起にリングを引っ掛けることも可能だそうです。


2022年1月31日