森暮らしのかばん11・廃校舎からの便り2

¥12,000
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  • オーダーメイド対応可

タイルー族の村で織ってもらった木綿・草木染めの生地で、定番の形のショルダーバッグを作りました。

この村はタイ北辺のゴールデン・トライアングルにほど近い場所にあり、すぐ近くをメコン川が流れています。村にはかつて小学校の分校がありましたが、現在は少し離れたもう少し大きな村の学校に統合され、分校は廃校となりました。その跡地を借りて、村の女性たちが織機を持ち寄り、小さな機織り工房が作られています。農閑期にだけ作業をする、織機6台の小さな工房です。
数年前にこの村に、ラオスから持ち込んだ木綿糸を持参し、藍や村にある草木で染めて無地の生地を織ってほしいと依頼しました。糸はたくさんあり、私が依頼した生地を織り終わってもまだ余りました。彼女たちはその糸で、私が依頼したのではない生地を、ストライプ等の模様を入れて織り始めた、のでした。
村人と私の間に入って通訳をしてくれる小学校の先生から、
「どうしよう、すごくたくさん織っているんだけど、あなた買ってくれる?」
とメールが届き、私は彼女たちが「すごくたくさん織っている」ことを知りました。
そしてその1ヶ月後、私はこの生地と対面したというわけです。
薄いブルーの生地は藍の生葉染め。他の色糸も全て、マンゴーの木やオウバクなど、近くの林で切ってきた樹木で染めたそうです。力強い色がどこにもない、やさしいストライプと淡いブルー。原色のイメージが強い南国の人々が織り出した、控えめでやわらかく美しい生地になりました。

表はこの布。裏側と持ち手部分は国産の綿麻50/50です。
内側にポケット1つ。
固い接着芯は使っておらず、やわらかい雰囲気をそのまま出しました。

どの糸、布も、インドシナの大地で作られています。山の恵みと、深い森の恵みに満ちた土地が産んだものたち。それを浅間山麓の森で手を加え、仕上げたので「森暮らしのかばん」と名付けました。
かばんの斜めがけは、山暮らし、森暮らし、そして旅暮らしの基本スタイルです。私がいちばん好きで、いちばん便利だと思う形を作りました。こんなかばんを肩からかけて森からふらっと歩み出てくるのが、メコン沿いの彼らであっても、日本にいる私であっても、どちらでもいいなと思えるものになりました。
都会でもきっと・・・、大丈夫。

サイズ
上辺で横33センチ 底のみマチが7センチ
タテは上辺から底まで29センチ(マチ含む)
ベルト長さ 110センチ
女性にちょうどよい長さだと思います。
タイらしくココナツ殻のボタンを付けました。

発送方法

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ご購入の際の注意点

※ ご注文の前に、素材、サイズ、色など、十分にご確認ください

※ 糸の紡ぎから縫製まで、すべてが農家の軒先等の家内工房での手作業です。このため、マスプロによる工場生産品ほどの完成度を認められない場合もあるかと思います。この点、ご理解ください

※ 基本的に返品はお受けしておりません
  ただし下記の場合は、返品・交換をいたしますので、商品到着後2日以内にメールでご連絡ください。この期間を過ぎた場合は返品・交換ともお受けいたしかねますのでご了承ください
  ・明らかな見逃せないほどに大きな瑕疵がある場合
  ・当店の手違いでご注文商品と異なるものをお送りしてしまった場合

※ 撮影場所や明るさ等、できるだけ実物に近い色を出せるよう努力しておりますが、お客さまのモニターに再現される色と実物とに誤差が生じる場合があります。ご了承ください

※ 色、素材、その他気になる点がありましたらお問い合わせください

※ プレゼント用のラッピングは不器用なため承っておりません。どうぞ悪しからず。また、基本的に簡易包装を心がけておりますため、衣服・布の場合は濡れ防止のビニール袋に入れた後、厚手の紙袋に入れて発送いたします。

ショップ

りんこる@浅間山麓

長野 作品数:359

こんにちは、長野県側の浅間山麓に工房兼Shopを開いている布服屋りんこるです。アジア各地の手仕事の布を集め、その布で服を作っています。私は長い間、アジア各国辺…

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