融和の物語～ラピスラズリ～

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２種類の金属と美しい天然石が融和する物語
リング部分をシルバー、天然石の台座部分を真鍮、石は今回はラピスラズリを選びました
３つの異なるモノが交じり合い一つの作品になっていく
私の創作活動をシンプルに表現できた今回の作品
時がたつにつれて変化する金属の色、長いときを経て変わらぬ天然石
異なる物が一つの方向に向かっていき、やがて一つになる
そんな物語が作りたくて今回の作品が生まれました

今作の主役はラピスラズリ、青い美しい輝きと、リングの色合いを重ねてみて
ガーネットの落ち着いた雰囲気とは異なり、すこし華やかなそんな青
私の大好きなラピスラズリを違った形で楽しんでいただけたらと思っております。

～天然石解説～

『ラピスラズリ』
空のような青という名前の由来をもつラピスラズリは、アフガニスタンからシルクロードを通り、ヨーロッパや各国に海を越えて伝わった石です。古くから幸運の象徴とされているほか、物事の本質を見抜く力や、人格的な成長を促す効果もある石です。ちなみに日本でいう群青色という色はこのラピスラズリの色を表す色なんです。

～作品詳細～
*金属・・・リング部分　シルバー925　石の台座部分　真鍮
*天然石・・・ラピスラズリ　カボション　約４ｍｍ
*幅は約1mmになります
*厚さは約1ｍｍとなります
*サイズは３号～20号でお作りいたします
*指輪には一つ一つ手打ちで刻みの槌目が入っております。

『シルバー925』
シルバー925（別称・スターリングシルバー）は銀92.5％に銅などほかの金属を混ぜたシルバーになります。純度100％のシルバーはアクセサリーとして使うには耐久性が低いためアクセサリーとして流通しているシルバーは925を使うことが非常に多いようです。地銀としてのシルバー925は一般向けには殆ど販売していないのも特徴です。シルバーもまた真鍮と同じく空気中の成分によって黒ずんだり黄ばんだりして『硫化』してしまうので水や汗に触れた後は拭いてあげたり、日常の保管では空気に触れないようにしてあげたりすると輝きを保ちやすくなります。銀磨きなどで磨いて黒すみを落とすこともできますが、銀磨きには研磨剤がついているため磨きすぎや天然石を磨いて傷つけてしまうということがあるのでちょっとした注意が必要です。
一番注意しなければならないのは温泉に入ることです。温泉に入ると硫黄などの影響で真っ黒になってしまい磨くこともできなくなる恐れがございますので絶対に銀製品を身に着けての温泉への入浴は避けてください。