全てを手作業で制作しておりますので作品ごとに色や形がわずかに異なる一点ものとしてご理解ください
画面上と実物では色が異なって見える場合があります。ご不明な点がありましたら、お問い合わせください。
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背の部分の大きなトンボ 上の画像は前の部分で2匹のトンボが向き合った図
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マチの部分のマジックテープ
和風のポンチョと言う意味合いでJaponcho と称しています。
トスコ麻の細い糸を10本合わせにした経糸とその半分の緯糸で平織に織り、その各々の越(同口)に地場は太目のシルクの撚糸を柄(トンボ)には唐織などに用いる絹糸の草色に染めたものを2本合わせにして小杼を使って織り分けて[トンボ]を浮き出しました。勿論地色と柄糸が絡んだり交叉して捩れたりする事には細心の気を配りました。因って裏面に緯糸が引っ掛かる様なことはありません。また、衿まわりも左右に織り分けて「あたま」の出し入れが出来る様にしました。 袖は上記の地の織り方と同じ布を捌織りして縫い合わせました。マチも捌織りの布を着脱し易い様にマジックテープを使って止められる様に工夫しました。
身丈 72㎝ 身巾 55㎝ 衿アキ 33㎝
《前身・後身とも1枚の布ですので総丈は145㎝》
袖丈 38㎝ 袖巾 35㎝ マチ丈22㎝ マチ巾(上)9㎝ (下) 14㎝
目方 380g