塗装の仕上げ方

¥100,000
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■こだわりの「塗装の仕上げ方」に関して
Twigs&Dwarfでは、オイルとワックスを用いた2段階の塗装方法を採用しています。
オイルは木の内部に染み込み、木目を際立たせます。一方、ワックスは表面を保護し、滑らかさや艶を加える役割を果たします。この木材の内部と表面の2層をしっかりと塗装することで、長持ちし、滑らかな触り心地、見た目の良い家具雑貨が完成します。

□2層で塗装する主なメリット
1ー木の呼吸を妨げない
木材に浸透するオイルとワックスの仕上げは、表面に厚い膜を作らないため、木の調湿性を妨げません。

2ー乾燥に強く、長く使える
オイルが木材内部を保護し、乾燥やひび割れを防ぎます。さらに、ワックスが表面を補強することで、耐久性が高まります。

3ー滑らかで心地よい手触り
ワックスを塗ることで表面が滑らかになり、触れるたびに暖かみを感じられる仕上がりになります。

4ーナチュラルなツヤ感と深みが出る
オイルが木目を際立たせ、ワックスが柔らかな光沢をプラスすることで、自然で深みのある仕上がりを楽しめます。

5ー汚れに強く、水を弾く(画像6枚目)
ワックスが表面に薄い保護膜を作り、汚れや水分の浸入を防いで木材を美しい状態に保ちます。

□塗装の作業工程
1ー研磨
塗装を始める前に、木材表面を滑らかに整えます。この研磨工程は塗装の仕上がりを大きく左右するため、細部まで丁寧に行います。表面を均一に整えることで、オイルやワックスがしっかりと浸透し、木材本来の美しさが引き立ちます。

2ーオイル塗装
最初の塗装で木材にオイルを塗り込みます。
このオイルはアマニ油(亜麻仁油)を原料としており、木材に深く浸透することで、木目を際立たせ、自然な色合いが内側から浮かび上がるようになります。

3ー再研磨
オイルが木材に浸透する際、表面が少し毛羽立つことがあります。そのため、次の工程に進む前に再度研磨を行います。この工程で表面を滑らかに整え、次に塗るワックスが均一に塗布でき、完成時の「触り心地」が大きく向上します。

4ーワックスを塗り込む
仕上げには、ミツバチの巣から採れる天然素材のミツロウを使ったワックスを手作業で丁寧に塗り込みます。半固形のワックスを布で木材に擦り込むように、少しずつ進めていきます。時間と手間はかかりますが、この仕上げによって木材表面に自然な艶が生まれ、撥水性や汚れへの耐性が向上します。ニスやオイルのみの塗装より作業時間は長くなりますが、その分、滑らかで温かみのある手触りと上質な仕上がりを実現できます。

5ー拭き取りと3回目の研磨
余分なワックスが残らないよう、布で丁寧に拭き取ります。その後、最終研磨を行い、表面を滑らかに整えて仕上げます。この細かい作業の積み重ねで、Twigs&Dwarfの家具が完成します。


■購入後のお手入れに関して
永くご愛用いただくにつれて、木の表面が荒れてくることがありますが、適切なお手入れを行うことで、美しい状態を保つことができます。
以下の手順に従って、お手入れをお試しください。

1ー表面の研磨
紙ヤスリ(#400程度)を使用し、木目に沿って優しく表面を整えます。力を入れず、軽く滑らせるように研磨することで、木材の質感を守りつつ整えることができます。

2ーワックスの塗布
次に、ミツロウワックスを薄く均一に塗り込みます。このワックスは木材に潤いを与え、保護すると同時に、自然な艶を引き出します。

3ー余分なワックスの拭き取り
ワックスを塗布後、30分ほど乾燥させてから、乾いた柔らかい布で余分なワックスを優しく拭き取ります。この工程により、木の表面が滑らかで、落ち着いた光沢が長く保たれます。

発送方法

発送方法は設定されていません。ご注文後、ショップより連絡されます。

発送までの目安

2日

ショップ

Twigs&Dwarf

栃木 作品数:16

「モノづくり」がしたいと、木工のまちである 栃木県鹿沼市 に埼玉から移住をし、木工職人として経験を積んできました。工房で勤めていて自分はただ モノをつくりたい…

ショップへの感想コメント

(1)
  • 天然無垢材 オーク材使用の木製コースター、花瓶敷きの画像
    天然無垢材 オーク材使用の木製コースター、花瓶敷き
    ★★★★★ by ayumi

    この度は素敵なコースターをありがとうございます。 写真とおり、それ以上に素敵なお品でした。 注文してすぐに届いたので驚きました。 迅速なお手配をありがとうございます。 また追加で注文させていただきます。

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