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アカシア材の角皿は角が丸いお皿を紹介していますが、これは、角が反りあがった角皿です。エッジがシャープなので乗せたお菓子やお料理がキリットした雰囲気になります。 拭き漆の手法としては、黒艶消しの下地を摺用生漆でカバーしているので奥行きのある黒茶の木地がにぶい輝きを放っています。使い込めば使い込むほど、奥行きが増します。 TOP画像は我が家のある日の昼食風景です。 取り皿としては少々大きいのですが、サンドイッチ皿や麺類皿、あるいはお惣菜の盛り付け皿としてちょうど良いサイズだと思います。 深い黒茶基調の皿なので色合いのあるお料理が映えます。
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この作品の木地には、杢が出ていてほかにない表情をしています。 TOP画像の紹介文にもありますが、年輪が成長しない南洋材では、木目の代わりの文様が絡み合って往々にして杢として出現します。
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底辺の寸法は165mm×165mmで上辺の200mmに対して大変広く安定しています。 最大肉厚も1cmくらいあってサイズの割には質量感もどっしりしています。 裏側にも杢が回っています。 このようにアカシア材の作品は、製材時の方向や部位によっていろいろなテキスタイルが出てきます。ということで、作品ごとに雰囲気が異なることをご承知おきください。
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ちなみに色合いを加えてみました。 お隣のアトリエの画家さんの作品(粘土細工のミニチュア野菜を水彩絵の具で彩色しています)をお借りしました。
アカシア材羽反り角皿
アカシア材の羽反り角皿をご紹介します。
材料は南洋材のアカシアです。
日本に生育するアカシアは北米原産のマメ科ハリエンジュ属の落葉高木です。本来のアカシア(ネムノ木亜科アカシア属)と区別するために”ニセアカシア”と呼ばれています。
本来のアカシア(南洋材)は熱帯から温帯、特にオーストラリア大陸から南洋諸島に多く分布しています。成長が早く大木となり一木物の鉢やトレイが作れます。
木理は基本的には直通。ただし南洋では四季がなく年輪が成長しないため、製材時のカット面によって文様が絡み合って出て来る時があり、それがアクセントとなって器材としての魅力を高めています。
アカシア材と漆との相性は抜群に良く、むしろ限界がないほど吸収します。そこで、木地固めをしたあとに錆び付け漆を摺り込んで目止めをしています。この作品は黒艶消し漆で木地固めをしてから同じ漆で錆び付け、その後摺用生漆で3回上塗りしています。
釈迦に説法となりますが、漆は化学塗料ではありません。自然界から頂いた天然塗料です。漆液に含まれる物質の特異な働きで、乾燥するとまったく無公害な塗料であるとともに、塗膜が強靭で優美です。化学塗料と一番異なる性質は、一旦乾固するとどんな薬剤をもってしても溶けません。そして、使い込むほどに艶を増し漆独特の深みのある美しさが増します。そんな特性から、日常使いの食器が漆とベストマッチングといえます。
材質 : アカシア
寸法 : 20.0cm × 20.0cm h2.0cm
技法 : 黒艶消し漆+摺用生漆による拭き漆仕上げ
なお、素材が柔らかく加工精度が甘いため、作品ごとにサイズが微妙に異なることをご承知おきください。
発送方法
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ご購入の際の注意点
※改めて注記いたします。本品は「漆器」です。ご使用に当たりまして次の・・漆器の上手な使い方・・をご参照ください。
・・・漆器の上手な使い方・・・
●新しい漆の匂いが気になる方は、一度ぬるま湯で洗い、風通しの良いところに数日間置くと匂いが少なくなります。
●食器洗い機や乾燥機、電子レンジでのご使用は避けてください。
●洗う際は陶器類と一緒の洗浄桶に入れると傷がつく恐れがあります。
●洗う際はスポンジや布などを使い、水やぬるま湯と中性洗剤との組み合わせをお勧めします。自分の手を洗う感覚です。
●洗った後は水けをやさしく拭きとってください。
●高温になる場所や直射日光のあたる場所は避けて保管してください
ショップへの感想コメント
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アカシア材サラダボウル(スクエアーL)by Sasaki Atsuko
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アカシア材丸盆(L)by 大石恵理子
丁寧な応対ありがとうございました。毎日使いたいと思ってます
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地の粉蒔き丸盆by 桃沢 美穂子
小野様 ご連絡遅くなりましたが、週末に確かにお品物を受けとりました。2つの雰囲気もそっくりに仕上げていただき、うれしく思っています。 近いうちに使ってみたいと思っていますが、取り急ぎ到着のご連絡と御礼まで。 桃沢
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アカシア材高台付き丸皿(L)by umemoto
木目がきれいに出ていて、ゆるやかにうねった形も味があります。私も60代ですが、一生ものとして大切に使いたいと思います。