シルクロードの貴婦人　ローマングラス（ブルー）

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何度も前を通りながら、いつでも行けると思っていた平山郁夫シルクロード美術館に、先日ついに行ってきました。若い頃にシルクロードに憧れて、平山郁夫展があると必ず足を運びました。今回は開館２０周年記念の仏教伝来図を観たくて訪れたのですが、思っていた以上に素晴らしい展示の数々に感動してしまいました。その展示の中に一点心を奪われた首飾りがありました。それは小さな白いパールのようなもので繋いであり、ところどころガラスかあるいは石のビーズが加えられ、全体にとてもほっそりとした仕上げのネックレスでした。決して豪華なものではありませんでしたが、気品があり美しい。忘れることができない作品でしたから、そのイメージが消えないうちにと制作した２点のネックレス。シルクロードの貴婦人のイメージです。

パール・・・「真理の中を歩み、あなたの永遠の運命を喜んで受け入れなさい」肉体・マインド・魂の統合を表わします。女性的なエネルギーの流れとつながった石です。パールは水の王国とのつながりのために尊敬され、神聖なものと考えられていました。またパールは私たちの純粋さを見て、自分自身に献身することを求めます。第7チャクラに対応します。

ローマングラス・・・紀元前60年頃、ローマ帝国時代に庶民の日用品として作られたガラスが帝国滅亡後も長く土の中で眠り、その時間の経過と共にガラス成分と土の同化現象、風化現象を起こして独特の味わいのあるガラス片となって現代の私たちの前に現れたものです。中でもその一部は銀化現象という美しい虹色に輝くものとして知られています。

*長さ・・・42ｃｍ（留め具部分を含む）
*留め具（クラスプ式）、ビーズボール、ジョイントパーツ、スペーサーはブラス（真鍮）です
*ナイロンコートワイヤーを使用しています
*淡水パール・・・5ｍｍ～7ｍｍライス。ホワイトカラー
*ローマングラス・・・10ｍｍ～15ｍｍ。不定形