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○サイズについて 横巾 約31cm x 縦 約42cm(本体部分:25cm、持ち手部分:17cm) <平置きで計測しています> なお、丸底の直径は約18cmです。
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内側を撮影しています。内ポケット(幅約16cm 深さ約14cm)が二つついています。 写真のポケットは一つしか写っていませんが、その反対側にもう一つついています。
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持ち手のアップです。巾4cm
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丸底ちびバッグ ハコベ 小学校の思い出
お知らせ
・2024年12月と、2025年1月の新作のアップをお休みさせていただきます。
また、作品の販売は、2024年11月15日~2025年1月31日までお休みさせていただきます。
・気ままに自由に一つ一つ編んでおりますのでオーダーは受けておりません。
・新作は毎月1日の午前0時にアップします。
・ご注文をいただいた時や作品の感想などをお寄せいただいた時などのお返事はその日のうちにお送りするようにしておりますが、平日の場合、夜遅めになることがございます。あしからずご了承くださいませ。
・すべて手作業…
ここのところハコベにハマっていました。ようやく満足して、今度はハクモクレンのバッグとポーチを編むことに。でもその前に、このバッグの説明をします。ハコベにまつわる小学生の頃の思い出を話します。
私が小学校一年生の冬休みに、今の実家のあるところに引っ越してきました。新しい小学校は一学年一クラスしかなくて、クラスの人数も30人くらいだったと思います。自然豊かなのんびりした田舎の学校で、どんなところも遊び場でした。東北の雪の多い寒いところだったから、冬は薪ストーブで教室を暖めました(昭和だなぁ)。用務員さんが切った薪を教室に運ぶのも生徒の仕事でした。授業の一環でするので、みんな楽しみながら、薪を教室の薪置き場に運びました。薪を割るという実習もあったなぁ。空気の乾燥を防ぐために、大きなヤカンがストーブの上にかけてあって、お茶を飲むこともできました。東北の冬は、本当に寒い。登下校の時は、鼻毛もまつげも凍る。マフラーと手袋と毛糸の帽子は必需品です。家から、学校の教室に着くと、薪ストーブの周りで暖をとりました。そうやって、冬が終わって春が来るのを待ちわびました。
小学生の頃も、嫌なことはあったのだろうけど、覚えていない。小学生の頃の思い出は、楽しいことばかりが残っています。一クラス30人ほどで6年間を過ごすから、みんなそれぞれの個性を受け入れ尊重していた気がします。いじめも、なかったわけではないけど、長続きせずいつの間にか解決していました。そうじゃないと6年間一緒に同じメンバーで過ごすことができないから、みんながみんなお互いの個性をそれぞれ認めていました。それは、子どもたちが自然に身につけた一種の知恵だったのかもしれません。植物に詳しい子や、運動が得意な子、勉強ができる子、絵が上手な子、手芸が得意な子、ケンカ好きな子、人見知りな子、大人びた子、そろばんの得意な子、真面目な子、それぞれが、肯定されて、受け入れられていました。花に例えると、決して華美な花ではなくて、まるでハコベのような、雑草なのだけど、たくましくて、素朴で、素直で、キラキラ輝いて、みんなそれぞれ美しかった。可愛かったのです。ハコベは私にとって、家で飼っていたジュウシマツの思い出につながっているのだけど、小学校のクラスメイトのイメージでもあり、大好きな花。懐かしくて、心が温かくなる花。学校からの帰り道でクラスの子とハコベをむしりながら帰ったこともあったなぁ。ハコベはそこらじゅうに咲いている花でした。このハコベの雑草魂みたいなものは、今の私に生きていて、どこに行ってもなんとかなると思えるのも、小学生の頃にありのままの自分を受け入れられたという経験が大きいと思います。そう思うと、恵まれていたんだなぁ。今の自分でいいと思えるのも、小学生の頃に、友だちとたくさん遊んで、おしゃべりして、本を読んで、音楽を聴いて、絵を描いて、自然に囲まれて過ごせたから。そして、ちょっと変わっていてぶっ飛んだ子どもだった私を祖母が面白いと言って褒めてくれたから。どんな子どもでも、ありのままの自分を、周囲の人たちから、認められ、受け入れてもらう体験をするのは、すごく大事なことだと思うのです。自己肯定感は、子どもの頃に育まれた方がいい。その後の人生を肯定的に捉える土台作りは早い方がいい。今時の子どもたちはどうなのだろう?できれば幸せであってほしい。勉強なんかできなくても、ありのままの自分を受け入れられるという経験をしてほしいと思う。ハコベみたいに、雑草魂で、元気に、たくましくあってほしいと思う。ただ、良いか悪いかは別としてその結果、私は、ぶっ飛んだおばちゃんになったけど。
私の心の中でハコベは、キラキラ輝いています。田舎の小学校の、素朴だけど、生きる喜びにあふれた子どもたち、地面で星粒のように輝いて咲いているハコベ・・・。そんなイメージでこのバッグを編みました。
編み地のベースは、コロール・ガウディというラメの入った変わり糸と、ラメとモールの入ったトッピングモール という二種類の糸を引き揃えで(とても編みにくかった)、編み込み部分はコットンコナ を使用しました。キラキラ輝いているハコベ(子どもたち)を感じていただけると嬉しいです。裏地はkippis。Villikukka(野生の花)です。ポッケは、マゼンダ色のコットン生地で、ポップな感じにして、二つ付けました。モダンで元気なイメージです。持ち手は、お花つながりでたんぽぽ柄のカフカリボン 、40mmのリネンテープ で補強しています。A4サイズの書類が頭6cmほど飛び出して入るサイズ感です。ちょっとそこまでにも、ちょっとしたパーティーなんかにも良さげです。いつもの通り、材料費がかなりかかっているのと、ミシンと裁縫が苦手な私の腕を考慮した価格設定です。持ち手のカフカリボン は、くしゃくしゃになって交換したいというのであれば交換可能です。3,500円ほどです。リボンの在庫がない場合はお取り換えはできません。また、バッグ本体と裏地は、手縫いで縫い合わせています。万が一、解けてしまった場合、お客さまの方で縫い合わせ可能だと思いますが、送料はいただきますが、当方での縫い合わせは無料です。また、メンテナンスには可能な限り対応いたしますので、何かございましたら遠慮なくご連絡ください。ただし、故意によるものには対応できません。ご容赦ください。お気に入りの作品に仕上がりました。
《使用糸》 コロール・ガウディ(イタリア製)廃番 コットン52% シルク33% レーヨン15%
トッピングモール 廃番 アクリル68% ナイロン32%
コットンコナ コットン100%
《裏地》 kippis コットン100% 国産
コットン生地 コットン100% 国産
《持ち手》 カフカリボン ドイツ製
リネンテープ リネン100% ドイツ製
発送方法
送料 | 追跡 | 補償 | ||
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ゆうパック |
北海道 ¥1,710 東北 ¥1,200 関東 ¥1,200 信越 ¥1,200 北陸 ¥1,200 東海 ¥1,200 近畿 ¥1,310 中国 ¥1,440 四国 ¥1,440 九州 ¥1,710 沖縄 ¥1,810 |
◯ | ◯ | ¥0 |
発送までの目安
8日
・一度に複数の作品をお買い上げいただいた時は、その中で一番金額の高い送料をいただき、その他の作品の追加送料はサービスさせていただきます。その場合原則として、全体の大きさに合わせてゆうパックでお届けいたします。
ご購入の際の注意点
・すべて手作業のため、ニットの編み地や刺しゅうの目が不揃いになったりします。ご容赦ください。
・作品が初期の不良品であった場合を除き、お客様のご都合による返品、交換はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
・ギフトラッピングはお受けしておりませんが、簡単なラッピングをしてお届けします。
・通常は、金曜日までにご入金を確認しましたら、発送準備を土曜日に行い、その翌日の日曜日に発送いたします。そのため、土曜日に確認した場合、発送までに1週間のお時間を頂戴いたします。よろしくお願いします。
・一度に複数の作品をお買い上げいただいた時は、その中で一番金額の高い送料をいただき、その他の作品の追加送料はサービスさせていただきます。その場合原則として、全体の大きさに合わせてゆうパックでお届けいたします。
ショップへの感想コメント
(167)-
温かいメッセージとともに素敵なストールが届きました。ほっこりと過ごす時のお供にしたいと思っています。 この度はお世話になり、ありがとうございました。
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by CHIE
とてもとても素敵なバックでした。 バックだけでなく、贈るという優しい心もいただきました。 大事に大事に使います。 またの機会を是非とも必ずと思ってます。
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温かみがある素敵な作品で御座います♪メンテナンスも万全なようなので安心して愛用致します。お心遣いにも感謝で御座います。ありがとう御座いました♪♪
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by kotokoto
本日受け取りました。 画像よりもやはり手に取ってみると、本当に細部まで凝っているのがわかります。これから秋になり、沢山の出番があると思います。大切に使わせて頂きます。いつも素敵なバッグとラッピングをありがとうございます。