TAN GETSU（鍛月）　TUKA

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TAN GETSU（鍛月）　TUKA


このフライパンの佇まい。
この存在感。
置いてあるだけで漂う空気感。
素敵と表現するしかない洗練さと無骨さ。

シンプルなデザインの中にある
刀剣鍛錬の鍛冶業の伝統技術が生かされた
この作品。

工芸の未来がここに存在する。
そんなことを考えてしまう完成度の作品です。

実際に使い勝手もよく
鍛造で叩き上げられていますので
とても丈夫。
ガンガン使って料理を楽しみたい。

アウトドアでお使い頂くのは
もちろん抜群の使い勝手で、必須アイテムになることは
間違いないのですが、
IHも対応しているので、お家でも大活躍します。
少し小さめのサイズ感なので、食材を焼いて、炒めて、
熱々のまま、そののまま出して、美味しく召し上がって頂けます。
また、食卓を素敵な雰囲気に演出するアイテムとしても
存在感を放つ主役として。

種類としては３種類。
持ち手に火造りの曲げを施した [ MAGE ]
持ち手に刀の柄ように籐を丁寧に編み込んだ [ TUKA ]
調理の幅を広げる、両持ち手のシンプルなデザインの
[ FUTATE ]

お勧めしかない、このフライパンたち。
3種類全て揃えるのもいいですし、
こだわりのフライパンとして、好きなデザインをお選び頂くのも
素敵です。

《こちらのTUKAの持ち手の特徴》
刀の柄(つか)を思わせる、 籐を編み込んだフライパン

刀の柄ように持ち手に籐を編み込みが施されたデザイン。
使用の際の熱を抑え、また表面は塗料でコーティングされているため、
多少の水分も気なりません。
持ち手側の先端がゆるやかに上にカーブする独特のデザインは
小さな手の方でもテコの原理で安定し、
見た目以上に持ち易く掌になじむよう設計されています。

【お手入れ】
お手入れはとても簡単です。
使用後は洗剤を使わず、
たわしを使って、お湯、または水洗いをしてください。

【作品詳細】
サイズ（約）: 最大径20cm×長さ40cm（持ち手含む）×深さ1cm
　　　　　　 板厚2mm
重さ: 約600g
素材：アイアン(鍛造鉄)、持ち手 籐
＊IH対応

【ご注意】
　一点一点鍛造による制作のため、作品の風合いなどもすべて異なります。
　予めご理解頂いた上で、ご購入くださいませ。


【「鍛治工房　弘光」の思い、考え 】
　（素敵なコンセプトなので、以下、H.Pから
　　そのまま抜粋・転記させて頂きました。）

《日本の美意識を体現する》

工芸品としての美しい形
日本の美意識に通じるミニマリズムは、
限られた状況・空間や色彩の中に
無限の世界を見出す表現です。

現代においても、
鍛治工房として手工芸を大事にしてきたのは
このミニマリズムの表現、他ありません。

叩いてできた手の痕跡は、いびつさを産み、
素材自体の美しさを際立たせ、
自然の偶発性が、品格を漂わせます。

古来より森羅万象に神が宿ると言われてきた様に
フライパンにも同じ様に魂を込めました。

一つ一つ表情の違うフライパンという名の工芸品を、
ぜひ手にとって実感ください。


《大事にする３つの特徴》

１．手間を惜しまない
　　繰り返す丁寧な
　　鍛造工程

「鍛造」は、鉄を鋳型に流し込み成形する「鋳造」と異なり、
素材を熱し叩き鍛えて成形していきます。
鋳造に比べ数を作ることが容易ではなく、
またそれぞれの作品の風合いなどもすべて異なります。
しかし打ち鍛えたることで鉄は強度と粘りが増し、
『鍛月』という名の通り、まるで満月のような模様が生まれ、
鍛えた証として唯一無二の表情をまといます。


２．妥協しない
　　細部に宿る品位

細部にも伝統的な技を落とし込みます。
例えば、取手と本体を結合する手法。
均一なプレス接合や溶接ではなく、作品ひとつひとつに合わせ伝統的な
「かしめ留め」で繋いでいきます。
江戸時代から伝わる手作業でのたたき留めは
熟練の職人だからこそ為せる技です。

３．過去から受け継がれる
　　伝統と技術、炉の火を
　　絶やさない想い

大量生産が主流となった現代において、
私たちは長らく生産性だけではない価値を大切にしてきました。
その価値をこの先の未来へ受け継いでいくことが私たちの使命であり、
日本人が大切にしてきた美意識と心地よさの体現でもあります。
この新しいフライパンの制作はたたらの文化を継承していくための、
ひとつの新しい挑戦でもあります。

【鍛治工房　弘光】について
島根県安来市に工房がございます。
雲州弘光 現「鍛冶工房 弘光」は江戸時代のたたら操業をルーツにもち、
時代に合わせ打刃物、小農器具、生活用具の他、玉鋼、和鉄による
刀剣鍛錬の鍛冶業を受け継ぎ、出雲の鉄文明・技術を
作品に昇華し現代に継承しています。