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公式ホームページでは瑠璃色も購入することができます。
https://www.youtube.com/watch?v=hnPCxnFUdOE
動画もございますので、ご参考頂ければと思います。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/
独立切子士 斉藤光が手掛ける切子。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮してもユーザにメリットが多いので、伝統を大切にした磨きの製法を採用しております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけております。
製品説明
製品名:remember
寸法:口元直径φ76mm×高さH90mm
内容量:280ml
製品コード:SK-R-ya-100
デザインを製作し始めて、これが100作品目の区切りとなるものでした。
100作品目ということで、意味のある特別なものを作ろうと考えました。
私がアマチュア時代に江戸切子教室に4年間通っていた時に最後に考案したアマチュア時代の傑作の四つ矢来というデザインがあります。
当工房のオリジナルでスタンダードなデザインです。
四つ矢来という型の概念は独立して1作品目を作る以前にすでに存在しているもので、99作品作り終えた今の自分の技術に掛け算するとどうなるか?という過去と現在を結びつける作品を作ろうという特別なテーマになりました。
99作品作って「グラスはどうしたら綺麗に見えるか?」の論理的なポイントを28個見つけてきました。
そのうち24個の要件を盛り込んだ作品となっています。
切子(カットグラス)のデザインの行き着くところまで行き着いた「1つの答え」になったデザインかと考えております。
24個も盛り込んでいるので全て解説するととんでもない文章量になるので、かいつまんでこの作品のポイントを紹介していきます。
上部の方の四つ矢来の大枠の中に削ったカットは左から「八角籠目(はっかくかごめ)」「菊繋ぎ(きくつなぎ)」「麻の葉(あさのは)」という伝統的な文様になっております。
また3種の文様の上部には口当たりを良くするために半円状に擦っております。
八角籠目と菊繋ぎのカット難易度は最も難しい部類に入ります。
八角籠目は、透明のカットと色が残る塩梅が良く、デザイン的に優れておりますので採用しております。
特筆すべきは、八角籠目のサイズです。
ここまで小さい八角籠目を削る人、削れる人は日本にほとんどいないかと思います。
日本最高峰のカットをお楽しみ頂ければと思います。
比較として、10年以上修業を積んできた一般的な江戸切子職人が作る八角籠目のサイズの3倍の細かさでカットしております。
八角籠目は、籠の編み目で悪いものを取り除くという魔除けの意味合いが込められた縁起の良い文様です。
また、菊繋ぎも長寿、無病息災、健康、高貴、高潔など良い意味が込められた縁起の良い文様です。
底の角は2種類の「隅切り」という技法で形状を変えております。
これの目的は、
・底の形状の変化によるデザインのアクセントと面白さ
・手で持った時のカットの手触りの心地良さ
です。
デザイン性はもちろんのこと手触りを考慮した機能美によるものです。
口元部分にも細工があります。
口元側に傾斜をつけて擦ることで口当たりがとてもよくなります。
中段の四つ矢来の中には楕円を4つカットしておりますが、楕円を透かして見るとX軸とY軸の違う楕円によって、魅せる表情が違います。
飲料の色がよく見えるように、透け感を意識しつつ美しい見え方をする工夫として、このようなデザインになりました。
これも99作品作ってきた経験値があってこそのデザイン選択です。
四つ矢来というデザインを使うことで、過去と現在を結びつけて初心を思い出すことの他にもうひとつ意味があります。
ここまでやってこれたのは色んな人のおかげで、その場面場面の瞬間を今でも私は覚えています、という感謝のメッセージの意味を込めて「remember(リメンバー)」という名前を選択しました。
自分用、贈り物、インスタ映え、お店のブランドイメージにご検討ください。
発送方法
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北東北 ¥1,060 南東北 ¥940 関東 ¥940 信越 ¥940 北陸 ¥940 中部 ¥940 関西 ¥1,060 中国 ¥1,190 四国 ¥1,190 九州 ¥1,460 沖縄 ¥1,460 |
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ご購入の際の注意点
私も自作の切子を10年ほど使っておりますが、欠けたりせずにずっと使えておりますので、強度に関しては一般的なガラス製品のレベルで問題ありません。
熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。
取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
切子の取り扱い方、使い方→https://www.kirikoshinkou.com/kirikoatukaikata.html