• ○サイズについて  横巾 約31cm x 縦 約53cm(本体部分:34cm、持ち手部分:19cm)   <平置きで計測しています> なお、丸底の直径は約17cmです。
  • 内側を撮影しています。内ポケット(幅約16cm 深さ約15cm)が二つついています。 写真のポケットは一つしか写っていませんが、その反対側にもう一つついています。
  • 持ち手のアップです。

丸底ちびバッグ たんぽぽとシークレットガーデンのあるじとの会話 お店の名前の話

¥19,000
SOLD

お知らせ

・2024年12月と、2025年1月の新作のアップをお休みさせていただきます。
また、作品の販売は、2024年11月15日~2025年1月31日までお休みさせていただきます。
・気ままに自由に一つ一つ編んでおりますのでオーダーは受けておりません。
・新作は毎月1日の午前0時にアップします。
・ご注文をいただいた時や作品の感想などをお寄せいただいた時などのお返事はその日のうちにお送りするようにしておりますが、平日の場合、夜遅めになることがございます。あしからずご了承くださいませ。
・すべて手作業…

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 シークレットガーデンのあるじは、たんぽぽが大好き。気分を変えたい時に、シークレットガーデンの中にある、たんぽぽ畑に出かけてぼーっとします。今日もやって来ました。たんぽぽたちはあるじの話を聞くのが好き。一人のたんぽぽが、「あるじは、なぜ、『ニット工房シークレットガーデン』って名乗るようになったの?」と聞くので、「言ったことなかったっけ?時々お客様から、おんなじことを聞かれることがあるからそのことを話すね」と言ってお話を始めました。
 あるじは子どもの頃から、絵を描くのも、お話を作るのも、手芸をするのも好きでした。小さい頃から、絵本作家になるのが夢で、美術大学で絵の勉強をしようと、絵の先生について絵を習っていました。あるじの絵の先生は、舟越保武さんや、深沢紅子さんの下で絵を学んでいて、あるじもこの方々の影響を受けています。でも、いろいろあって、美大受験に失敗。大学では臨床心理学を学びました。そしてその時、「私は絵を描くのが好きだけど、下手の横好きだなぁ、才能はない」と、絵本作家になることをやめました。心理学は面白いと思ったし、カウンセラーになろうかと思ったこともあります。でも、大学の担当教官に聞いたら「他にやりたいことが少しでもあるのなら、カウンセラーはやめなさい」と言われ、絵を描くことはほとんどしていなかったけど、文章を書くことは続けていたので、「じゃあ、文章を書くのが生かせる仕事にしよう」と、出版社に勤め、編集の仕事をしていました。その頃のあるじは、悩み事がたくさんあって、心が折れそうになったこともありました。ボロボロでした。深く傷ついた出来事があった時に出会ったのが、コテコテの編み込みのセーターでした。「編んでみたい」と、編み込みのセーターのキットを買って、編んでみたら、悩み事が吹っ飛んだ。そして、いろんな色の糸で編んでいく作業が楽しくて、色糸の響き合いの美しさに心を奪われて、心を洗われて、癒されたのです。そして自分が本当にしたいことを見つけたのです。「コテコテの編み込みのニットだ!」と。そこで、すぐ編み物の学校に通い手編み指導員の資格を取り、その頃、『毛糸だま』などの雑誌で活躍されていたニットデザイナーさんの下へも通い、ついでに「ヤマナシヘムスロイド」いうところでクロスステッチの基礎を学び、「よし、プロのニットデザイナーになろう!」と決意。そして、自分のブランドをどういう名前にしようと思って浮かんだのが、子どもの頃から好きだった、バーネット作の『秘密の花園』です。
 『秘密の花園』は、親から育児放棄をされたお金持ちの、心も体も傷ついていた孤独な少女メアリーが、両親が亡くなって、変わり者の叔父に引き取られ、そこで、荒れ果てた秘密の庭を見つけるストーリー。その庭は荒れ果てていましたが、メアリーはその庭を見た時、まだ、命が宿っていることに気づきます。そこで、その叔父さんの屋敷や、敷地で働く人たちなどいろんな人の手を借りて、庭の再生をしようと庭を整えていきます。そして、叔父さんの息子で、メアリーのように孤独で病気がちのコリンも巻き込んで、庭を再生させました。そして、庭が生き返ったように、メアリーもコリンも、庭の手入れをしているうちに、いつの間にか、健康で心豊かで伸びやかな心の子どもに成長していました。あるじは自分も、同じように、心が折れそうになっている人や、ちょっと悩み事があって落ち込んでいる人をコテコテの編み込みの作品で元気にしてあげたいと思ったのです。そして、たまたまあるじの持っていた、『秘密の花園』の挿絵を描いていらしたのが、絵の先生の師匠だった、深沢紅子さんでした。そして、たまたまその時読んでいた河合隼雄さんの本の中で「『秘密の花園』は、癒しの物語だ」と書かれているのを読んで、「よし、これにしよう!」と、「ニット工房シークレットガーデン」と名乗ることにしました。そして、自分のロゴマークを、メアリーを『秘密の花園』に導いた、コマドリの絵にしました。コマドリに「私の庭に来て。そして、元気になって帰ってね。来たくなったらいつでも来てね。ここはみんなのホームだよ」というあるじの願いを託したのです。
 結局、いろいろあって、プロになることはやめましたが、あるじは今の自分が気に入っています。あるじのお客様も、いろいろ。中には元気をもらえたとおっしゃるお客様もいるし、ただ、商品を気に入って購入したでけで、元気になりたいと思ったわけではない方もいる。でも、あるじは、自分が好きで作っている編み込みの作品を、気に入って購入していただけるだけで大満足なのです。自分が子どもの頃から願っていた夢は少し形は変わったけど実現したなぁと思っています。
 「だからね、あるじは『ニット工房シークレットガーデン』って名乗るようになったんだよ。屋号とかお店の名前って、その人のこだわりが出るんだよ」とたんぽぽに話すと、「ふぅん。あるじはそんなことを考えていたんだ」とたんぽぽ。「じゃあ、そろそろ家に戻るね」とあるじは家に帰ります。
 前振りが長くなりました。バッグの話です。ベースは、フォッシュ。光沢のあるなめらかな糸です。たんぽぽたちの糸は、多種類の糸を使用(これで費用がかさんでいます)。裏地は、比較的お手頃価格のたんぽぽ柄の生地です。ポッケはふたつ。持ち手はピンクつながりでデージー柄のカフカリボン。40mmのリネンテープで補強しています(有料ですが交換可能です)。サイズとしてはA4サイズの書類が、縦で入ります。丸底なので、思っているより荷物が入ります。相変わらず、ミシンもお裁縫も苦手な腕を考慮してのお値段です。
 なんだか、自分の思いを長々と書いてしまいましたが、普通に可愛いたんぽぽのバッグと思っていただきたいです。ベースが薄いピンクの可愛いバッグに仕上がりました。ちょっとそこまでにも良さそうです。お気に入りの作品です。ベースがダークグレーのたんぽぽのぺたんこデカバッグは、7月にアップします。

《使用糸》 フォッシュ コットン40% レーヨン40% リネン20%
     ザンビアプリント(イタリア製) コットン100% 
     コットンコナ(廃盤色) コットン100% 
     カブレ2005(廃番) コットン100% 
     ダイヤコルソ リネン33% アクリル35% レーヨン32%
     襲(廃番) 絹100%
《裏地》 国産 綿100% 
《持ち手》 カフカリボン ドイツ製
     リネンテープ リネン100% ドイツ製 

発送方法

送料 追跡 補償
追加送料
ゆうパック ¥0

発送までの目安

8日
・通常は、金曜日までにご入金を確認しましたら、発送準備を土曜日に行い、その翌日の日曜日に発送いたします。そのため、土曜日に確認した場合、発送までに1週間のお時間を頂戴いたします。よろしくお願いします。
・一度に複数の作品をお買い上げいただいた時は、その中で一番金額の高い送料をいただき、その他の作品の追加送料はサービスさせていただきます。その場合原則として、全体の大きさに合わせてゆうパックでお届けいたします。

ご購入の際の注意点

・気ままに自由に一つ一つ製作しておりますのでオーダーは受けておりません。
・すべて手作業のため、ニットの編み地や刺しゅうの目が不揃いになったりします。ご容赦ください。
・作品が初期の不良品であった場合を除き、お客様のご都合による返品、交換はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
・ギフトラッピングはお受けしておりませんが、簡単なラッピングをしてお届けします。
・通常は、金曜日までにご入金を確認しましたら、発送準備を土曜日に行い、その翌日の日曜日に発送いたします。そのため、土曜日に確認した場合、発送までに1週間のお時間を頂戴いたします。よろしくお願いします。
・一度に複数の作品をお買い上げいただいた時は、その中で一番金額の高い送料をいただき、その他の作品の追加送料はサービスさせていただきます。その場合原則として、全体の大きさに合わせてゆうパックでお届けいたします。

ショップ

こんにちは! ニット工房シークレットガーデンです。数あるショップの中から当工房を訪れてくださり本当にありがとうございます。私の好きなもの―お花、木の実、小鳥、…

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