ポーチ　春または秋の野原のたんぽぽ（サンプル品＆訳あり）

　リッチモアの2022年の糸の見本帳を見ていたら、コロール・ガウディ（イタリー製）という糸を発見。魅力的な糸。その中のグリーン系の糸を見て浮かんだのは、春、もしくは秋の野原。秋にたんぽぽは咲いているか？と思ったのですが、シークレットガーデンはなんでもありなので、良しとすることに。春の、地面が青葉になる寸前の、もしくは冬に向かって色が土の色になっていく二つの風景が浮かんできました。糸にラメが所々に入っていて、太陽の光がキラキラ地面に届いているように見えます。「ここにたんぽぽを咲かせたい」と。「よし、バッグを作ろう」と早速デザイン開始（7月にアップしました）。試し編みで、ポーチを編んでみて、色の出具合を確認。　
　私は、バッグを作る時、ポーチや巾着で、試し編みをします。そのまま商品になる時もあれば、サンプル品として、お安く出品することも。今回は、色の出方は良かったのですが、改善点も見られ、バッグの方は少しデザインを変えています。また、ポーチの裏地に初めて、Wガーゼを使ってみて、生地の感じから使っていく間にほつれたりして劣化が少し早いかも？と思い、サンプル品＆訳ありとして、お安く出品することにしました。また、いつものポーチは、ファスナーが、20cmか、22cmですが、今回のものは18cmです。いつもより小さめですが底が丸底なので、思っているより、物が入ります。たんぽぽが元気をくれる、楽しいポーチです。

中にエアクッションを詰めて撮影しています。

《使用糸》 コットンコナ　綿100％
　　　　　カブレ2005 綿100％
　　　　　コロール・ガウディ　綿52％、絹33％、レーヨン15％　イタリー製
　　　　　スビンゴールド　綿100％
《裏地》 Wガーゼ綿100％　国産
《ファスナー》YKK 国産