丸底バッグ　夕暮れに染まるマーガレットたち（冬バッグ）

　ツイードヤーン が好きな私。その中でもソフトドネガル はお気に入り。常時バッグが編めるだけの在庫を持つようにしています。今回は、3年ほど前に出たえんじ色のソフトドネガル と、サーモンピンクのソフトドネガル を糸の問屋さんに注文。届いた糸を眺めていたら浮かんだのはマーガレット。夕暮れ時、夕日の暖かな赤い色をを浴びて花びらがピンク色になったマーガレットたちが、見えてきました。花弁の糸をどうしようと思い、倉庫（私の部屋）をガサゴソしていたら、ドリームのオリオンという段染め糸を発見。「よし、ツイードヤーン と、オリオンの糸でマーガレットのバッグを作ろう！」と。本当は自分用に編んでいたので、自分が使いやすい、少々デカめの丸底のバッグをデザイン。本体を編み終えて、「やっぱり、ネットにアップしよう」と。何しろ、サンプルでたくさんバッグを編むので家には、使い切れないほどバッグがたくさんあります。なので、どなたか、気に入って使ってくださる方にお譲りしようとお嫁に出すことに。
　裏地はすごく迷いました。バッグ本体が雰囲気を持った仕上がりなので、裏地でその雰囲気を壊したくないので、「困った時のホビーラホビーレ」と思い、バック本体を持って近所のホビーラホビーレへ。ちょっと高いけど、イメージ通りのえんじ色のスラブコットン を見つけました。ポケットは、リバティにしようと。アーカイブ・オールソーツを、ネットで手に入れていたのですが、これを合わせたら良い感じ。持ち手のカフカリボン をどうしようか迷いましたが、少し明るい色が欲しかったので、ベースがホワイトのてんとう虫柄をチョイス。材料費としては、ソフトドネガル が値上がりしていて、しかもかなりの量使用したのと、リボンもカフカリボン でリネンテープ もいいお値段。裏地のスラブコットン も結構します。そして、苦手なミシンのことを考慮に入れての価格です。
　なお、私は、自分で作った試作品のバッグに1kgから2kgぐらいの荷物を入れて持ち歩いていますが壊れたりしたことは今まで一度もありません。また、たくさん荷物が入ります。バッグ本体と裏地は手縫いで縫い合わせています。気をつけて縫っておりますが、使用頻度が高いと、縫い合わせた糸が解けてくる場合がございます。お客様の方で、縫い合わせ可能と思いますが、送料はいただきますが、縫い合わせは無料にて承ります。また持ち手のリボンがクシャクシャになって、新しいものと交換してほしいとのことであれば、有料になりますが、交換可能です。カフカリボン も、リネンテープ も、ちょっと高いです。合計3.300円（税込）になります。それに送料をご負担いただきます。但し、カフカリボン の在庫がない場合がございます。その場合は交換できません。ご了承ください。。また、メンテナンスには可能な限り対応いたしますので、何かございましたら遠慮なくご連絡ください。ただし、故意によるものには対応できません。ご容赦ください。

《使用糸》 ソフトドネガル（イギリス製）毛100％
　　　　ドリーム　オリオン（アクリル85％、ウール10％、アルパカ5％）
《裏地》 リバティプリント（タナローン ）綿100％
　　　　スラブコットン 　綿100％　ホビーラホビーレ
《持ち手》 カフカリボン ドイツ製
　　　　リネンテープ 麻100％　国産