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幼少の頃より折に触れ親しんできた函館の街は、私の原風景、記憶の原点でもあります。瞼に映る函館の情景を、12の叙情詩にまとめました。
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何度でも訪れる 新しい朝 白銀が染め抜く 雪の五稜郭
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届きそうで届かない 重なり合う景色の向こう側 ハリストス 天上の庭から街を望む
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港を滑り行くイカ釣り漁船 街並みが今日も 見守っている
変わりゆく函館の街。
その空の彼方に思いを馳せる時、今なお、時を越えて見る者を圧倒的に包み込む独特の気配、
時に峻厳な存在感、そして透明な温かさ・・・
函館の12の風景をイラスト叙情詩で描きました。
透明水彩画です。
・内容:13枚組(表紙+12か月分)、リング製本・壁掛けタイプ
・用紙:ヴァンヌーボ 220kg/㎥(風合いのあるマットな紙質です)
・サイズ:210㎜×210㎜