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本品の内容です。左が本体のフェロセリウム・ロッド、ストラップの先にファイアスタータが見えています。ファイアスタータは、レザーホルダに挟んでおける仕様になっています。中央がレザーホルダです。右の飴色の塊がファットウッドです。200グラムありますのでまるまる一年分ぐらいでしょうか。白いひもは麻ひもです。ほぐすとこれも着火剤に変身します。
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サイズ感をご確認ください。とてもコンパクトなつくり、これで焚火を始めることができるんです。フェロセリウムの黒い部分は、ご使用前にこすり落としてください。中から地金が見えてきます。これをこすって火花を飛ばします。ファイアスタータは金ノコの刃から転用しています。通常はギザギザの無いほうでファットウッドを削ったり、火花を飛ばしたりします。悪条件下で大きく火花を飛ばしたい、そんなサバイバル環境下ではギザギザもお使いいただけますが、ロッドの消耗が早くなります。
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ファットウッドを使い切ってしまったり、無くしてしまったとき。余裕の微笑を片ほほに浮かべ、この留め具を削って火起こしにお使いください。俺は、地球最後の五人に入れる、そう呟きながら。
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レザーホルダーです。天然皮革由来のキズ、しわ、シミが少しあります。お許しください。ここにロッドを挿した状態で、突き出ているハンドルにファットウッドの麻ひも部を吊るしておくのも、すてきなブッシュクラフターです。断言。
ブッシュクラフトで好んで用いられる、メタルマッチとも呼ばれる「火起こし道具」です。鉄とセリウムの合金を鋼(ハガネ)で擦ることで火花を散らし、可燃物に点火して焚火の火種とする、とても原始的ともいえる体験を可能にしてくれます。
まず作品についてご説明いたします。
(1)本体のフェロセリウム・ロッド:直径8.0ミリ、有効長60ミリ、ハンドル材は北海道産エゾシカの角
(2)ストラップ:3ミリ径パラコード、芯抜き済、留め具は赤松ファットウッド
(3)ファイアスタータ:金ノコの刃を転用、鋼鉄製焼き入れ済
(4)レザーホルダ:植物タンニン鞣しの牛ヌメ革(ナチュラル)
(5)着火剤:ファットウッド=信州産赤松の樹脂を多く含んだ部位 200グラム
キャンプなどでの「火起こし」に活躍してくれる道具です。ライターやマッチを使用せず、
(1)の黒いロッドを(3)で擦り、散らした火花で(5)に点火して火を起こします。火を起こす作業そのものがひとつの技術でもあり、またおおいなる愉しみともなります。本品の特徴的なポイントは、着火剤に赤松の松脂を使用しているため、多少の雨や湿気でも火を起こしやすいという点です。よく行われるフェザースティックへの点火と組み合わせるなどすると、ほぼ確実に焚火を始めることができます。
大切な火起こしのセレモニーです。「ほら、ナイフがなくても火起こしできるんだぜ」とドヤ顔でおっしゃってみてください。きっと和やかな雰囲気で、素晴らしいキャンプのひと時が流れ始めることでしょう。
たくさんの動画で、本品と同様に行われる火起こしが紹介されています。ちょっとしたコツや取り入れる工夫、あるいはご愛用の道具たちとのコラボ、研究なさってみてください。
近日中にハンドル材のバリエーションを予定しています。カリマンタン黒檀、樫材、ホワイトオークなどです。もしご要望があればお知らせくださいませ。
発送方法
発送方法は設定されていません。ご注文後、ショップより連絡されます。
発送までの目安
ご購入の際の注意点
一部に鋼鉄製の部品があります。鋭利なナイフなどと同じようにお取り扱いください。
ファットウッドは天然の松脂を多く含む部位です。燃焼時に黒い煤が出ます。クッカー等への付着にご注意ください。また保存中に松脂が染み出して衣類や道具に付着する恐れがあります。ご留意ください。
ショップへの感想コメント
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by ap315
レザーワッシャーの美しい模様、丁寧に面取りされ、コルクのような手触りで手に馴染むハンドル、素晴らしい切れ味に砥がれたブレード、全てが丁寧な手仕事で仕上げられたナイフで大変気に入っております。今回は素晴らしいナイフをお譲り頂きありがとうございました。