四つ葉のクローバーのブローチ

• ギフト対応可
• オーダーメイド対応可

四つ葉のクローバーのブローチを伝統彫金の技法を使って制作しました。

こだわったポイントはクローバーの美しい緑色と模様である銀色のコントラストを表現することでした。

真鍮という素材は磨くと美しい金色になります。　
しかし、時間と共に表面が酸化するので、
いつまでもその金色を維持することはできません。
（五円玉も新品は綺麗ですが、だんだん黄茶色に変化しますよね）

この緑色は緑青（ろくしょう）という日本画にも使われる材料と、硫酸銅という薬品を入れた液に漬け込むことにより、
化学変化を起こしてこのような美しい色になります。

日本の伝統の着色技法です。
塗装では無く、表面を化学変化させてこの色を出しているので耐久性があります。

銀色の方は素地に溝を彫り込み、
その中に銀ロウという、銀と真鍮と亜鉛の合金を流し込んでいます。
ロウ流し象嵌という技法です。

今回初めてこの技法に挑戦したのですが、
彫り込む溝の深さ、形、流し込む銀ロウの量など、なかなか神経を使う作業でした。

あとは葉っぱのぷっくり感にもこだわっています。
実は本物はそこまでふっくらしてないのですが、作者はぷっくり愛好家なので、独断と偏見でこのような形にしてみました。

量産品のプレスとは違い、打ち出しといって、一枚の平らな金属板を表裏から手作業で打ち込み、形を作っています。
金属は叩き込むことで硬く、強くなります。

板は1ミリの厚さなので軽い仕上がりになっております。

たくさんのこだわりが詰まった四つ葉のクローバー、ご覧になったあなたに幸せが訪れますように。

縦27ミリ横21ミリ重さ5.2グラム


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神社やお寺の金具を作るプロの彫金職人として10年ほど修行を積んだ作家が伝統の彫金技術を使い、製作しています。

鏨（たがね）という彫金専用の道具と金槌を使って薄い金属の板に絵を描くように一つ一つ彫っています。

また生地に負担がかからないよう、5.2グラムと大変軽く出来ております。

万が一不具合が発生した場合、
その際はご相談ください。
別途修理費はかかりますが、
可能な限り対応させて頂きます。

インスタグラムに製作工程をアップしておりますのでぜひご覧下さい。https://www.instagram.com/yukako.y.k

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