




「人面魚の長老 (an elder of human face fishes)
- ギフト対応可
◇サイズ:高×横×奥行:12.4×20.5×17.5㎝
◇重さ:1,700g(約1.7㎏)
◇素材:陶器(信楽陶土)、1230℃で酸化焼成、高光沢透明釉
◇作品について:緑豊かな、四季の草木に囲まれ、時折野鳥たちが腹ごしらえにやって来るatelierkotarouで生まれた、“人面魚の長老”。
Scotlandの首都Edinburgh(エディンバラ)に、鬱蒼としたオークの森に囲まれた知る人ぞ知る中世の古城があり、その城のテラスからはEdinburghの新市街と旧市街が一望できる。今からおよそ23年ほど前にその城主の娘が同じScotlandのGlasgow(グラスゴー)のGlasgow芸術大学を無事卒業し、約4年ぶりに実家へ帰省します。その際に彼女がGlasgowから持ち帰ってきたのがこの“人面魚”という不思議な生き物だったのです。
当然彼女の両親含め、家中は娘の凱旋の祝福モードから一転、騒然となります。それもそのはず、このGlasgow出身の人面魚は何と人間の言葉を話すのです・・・‼しかも彼、いや、この人面魚はかなり古風な、そして極めてScotland訛りの強い英語を話すではありませんか・・・!母親が彼女になぜ連れ帰ったのか問い詰めたところ、なにやら大学の卒業記念パーティーで、スコッチウイスキーを飲んで酔っ払ったまま大学近くの“the Lake of Glasgow”に飛び込んで溺れかけたところを彼に救ってもらい、その後人間と人面魚の世にも奇妙な親睦が深められたようなのです。
愛娘の命の恩人、いや、恩魚である彼に深い恩義を感じた城主夫妻は巨額の資金を投じて城の裏の庭園に人面魚のための壮麗な池を造りました。およそ23年たった今でも当時を懐かしみながら語らう双方の様子がうかがえるそうです。今では何とも不思議なご縁でその池はScotland一、否、世界一の人面魚の生息地となっているそうです。後になって判明したことですが、連れ帰ってきた彼は何と人面魚一族の長老だったのです・・・。
※エピソードは全て創作です。
信楽陶土の陶彫に下絵付けをし、さらに釉薬を掛け焼成した、とても緻密な作りの焼き物作品です。表面の釉薬の貫入が太陽などの光にあてながらよく鑑賞してみると、きらきらときらめいてとても綺麗なお品です。
◇atelierkotarouでは、“決して効率的ではないものの中にこそ、人生の本当の豊かさや幸せがある”との思いのもと、一つ一つ作品を丁寧に、心を込めて制作しております。ご興味のある方は是非当工房のホームページまで遊びにいらしてくださいね。^^
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