バッグ　アンティークボタンのついたバッグ

　夏、涼しさを感じながら使うのにピッタリなシャリ感のあるバッグを作りたいと思い糸を選びました。シルク65％、綿35％のカテリーナという糸です。肌触りがシャリシャリして、暑い夏でも爽やかに過ごせそう。和紙のような質感です。バッグの形を整えるために裏地にやや硬めの接着芯を使っていますが、バッグはリネン素材のようなくたっと感があります。ナチュラル系がお好きな方にはたまらないくたっと感かも？　持ち手は、伸び止めは付いていませんが、実際私も試作品を作って使ってみて、やや持ち手の縫い合わせ部分が硬めの気がしましたがほとんど気になりません。冬糸と違って、持ち手はほぼ伸びません。私は大体1kgか2kgぐらいの荷物を自分で作ったバッグに入れて持ち歩いていますが、それぐらいの重量に耐えるバッグです。ただ、持ち手がリボンを使ったものに比べると編み地と裏地を縫い合わせているところがほどけやすいです。　
　またアクセントにアンティークボタンを使いました。吉祥寺のエル・ミューゼで見つけたアンティークボタン。糸も高いのですがボタンもかなりのお値段です。裏地はリバティのタナローン、イルマ。友人に出来上がったバッグの写メールを送って見せたら、「ローラアシュレイのお洋服に合いそう。ローラアシュレイなくなっちゃったけど」と。そこで裏地のイルマの生地の写メールを送ったら、「素敵！」と褒められました。素直に嬉しい。でもやっぱり私はミシンが苦手。いつまでたっても上達しません。その分値段を押さえています。ほぼほぼ材料費の値段でのご提供です。　
　また、バッグの本体と裏地は手縫いで縫い合わせています。気をつけて製作しておりますが、使用頻度が多いとバッグ本体と裏地をつなぐ糸がほどけてしまうことがございます。お客様の方で縫い合わせ可能と思いますが、送料はご負担頂きますが、縫い合わせは無料にて承ります。但し、故意によるものの場合はお断りすることがございます。ご了承ください。
　ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

《使用糸》　　パピーのカテリーナ シルク65％ 綿35％
《裏布》　　　リバティプリント（タナローン） 綿100％
《ボタン》　　アンティークボタン