土物　染付赤絵角皿　サルトリイバラ紋

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白い陶器の角皿です。
染付と赤上絵で絵付けをしています。柄は「サルトリイバラ」という植物をデザインしたものです。
縦横185mm、高さ45mm
印象はやや深めの皿、あるいは平たい鉢という感じです。裏には高台が付いているのでその分背の高さがあります。四角い器は使い勝手がいいですよ。



【作り方】まず石膏で皿の内側サイズの型を作ります。
粘土をスライスして板を作り石膏型に合わせて形を作ります。
型から外してやや乾いたタイミングでドーナッツ状に粘土をくっつけて、高台の元にします。
やや乾いたら電動ろくろで削って形を整えて、生地が完成。

生地を素焼き後、呉須絵の具で絵を描きます。
透明釉を掛けて本焼き。

本焼き後、赤絵の具で実の色を塗ります。
上絵窯で焼いて完成です。


【豆知識】サルトリイバラはサルトリイバラ科のつる性木本で、茎には鋭い刺があります。バラとは関係ありません。照りのある丸い葉っぱを関西では柏餅を包むのに使うと聞きますが、そのような使われ方を実際に見たことはありません。