ルージュの物語・Ⅴ

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真っ赤なルビーの上品な輝き
深紅の薔薇の色、人の目を引き付ける深い深い赤色
じっと見つめることで心の奥底に情熱の炎が灯るようなそんな真紅の赤
ローズカットのルビーはその名の通り情熱の花である薔薇の色を思わせてくれる
華やかな気分でなくても、自分の気分をじっくりとでいいから
あげていきたいときに手にってみてほしい
そんなルージュの物語です。

今回は真鍮とローズカットのルビーを手に入れたのでその組み合わせでの初の制作になります。
基本的なデザインは「天に輝く物語」シリーズと同じですが、リング部分には一つ一つ刻みを入れておりちょっと異なるデザインにしてみました。
控えめで奥深い色のローズカットのルビーというのも珍しいので落ち着きと情熱の両方をじっくりと感じてもらえる作品に仕上がったと思っております。

*こちらの作品は受注製作となりますご注文の際はリングサイズをお伝えください。
３〜２０号の間で０．５号刻みで制作を行えます

〜作品詳細〜
*金属・・・真鍮
*ルビー・・・ローズカット　約３ｍｍ
*幅は約1mmになります
*厚さは約0.8ｍｍとなります
*サイズは３号〜20号（０．５号刻み）でお作りいたします

〜天然石解説〜

『ルビー』
宝石の女王とも呼ばれる華やかさを持つルビーはダイヤモンドの次に固いコランダムという鉱物グループの中で赤いものをルビーといい、その他の色のものをサファイアといいます。今のような鑑別技術がなかったころはルビーとレッドスピネルの混同などが非常に多かったようです。性質は情熱的であり、官能的な艶やかさがあり、勝利を呼ぶ石、カリスマ性を高める石として愛されています。

『真鍮』
銅と亜鉛を混ぜ合わせた金属で、新品時はまるで黄金の様な輝きを放ち、時間の経過とともに空気中の成分の影響で『硫化』という現象を起こし黒ずんでくる特徴がございます。『硫化』することによりまるでアンティークの様な落ち着いた雰囲気に作品が変化していき、輝く真鍮と落ち着きの真鍮２つの顔を楽しむことができるある意味贅沢な金属でもあります。真鍮の黒ずみやくすみなどが気になる場合は市販の真鍮用の研磨剤などで磨いて元の輝きに戻すこともできます。日常での保管に硫化防止用の袋に入れる、硫化防止チップを密封できる袋にいれてそれと一緒に保管するなどの方法でも黒ずみを抑えることができます。
銅の成分を多く含む金属なので金属アレルギーの方には注意が必要なことがあります。
とっても味がありそれでいて美しく、おまけに変化まで楽しめてリーズナブルな金属なので是非とも色々な方に楽しんでいただきたいと思います。