幻想鉱物　宇宙のカケラ ペンダント

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ここはクロノス
アナタとワタシが存在する場所
２人はワタシタチでありながら何者でもない
しかしながら「ゼロ」では決してなく
確かに存在しているのだ。

ウィリアム・ジェームスの宇宙多元論によれば、「宇宙」は私たちの知る（知っていると思っている）宇宙だけではなく、理論的に可能性のある「すべての存在」を含むとされている。

その「宇宙」には、空間や時間、次元、さらには物質やエネルギーを表す物理法則や定数までもが含まれるのだという。

「という」と書いたのはあくまで推論だからである。
証明はされていないが、そうでないという証明もまたされていない。

これを簡単に言うとこうなるのではないだろうか？
「ビッグバン以来、宇宙は膨張し続けていてその果ては誰にもわからない」

さて、その無限のインフレーションかつカオス的宇宙の中に「クロノス宇宙」はある。

時間のX軸は動きがわからないくらい緩やかに動いている。が、Y軸は、あらゆる記憶と経験を胎蔵しつつスピンしているのだ。

そして、そこにはアナタやワタシも存在している。
数億年もの間、細胞分裂や突然変異、再生と壊死を繰り返した結果、とりあえずワタシとアナタとして。

だが、ワタシはアナタであった時代もあったし、アナタがワタシであった記憶もY軸にはDNA螺旋のように組み込まれているのである。

だから、「ワタシ」や「アナタ」の別は「在る」とも言えるし「無い」とも言える。
オブザーバーエフェクトはよく知られている概念だが、オブザーバーの立ち位置によって見えるものは異なるのだから。

そんな事を考えながら作りました。

サイズはW３cm,D０、７cm,H５、６cmです。

PCで描いた宇宙図と本物の時計パーツ、水晶やアメジストなどを組み合わせ、何度もエポキシレジンを重ねる積層法で作っています。

使用しているレジンは透明度と硬度の高い２液性のエポキシレジンです。
他のレジンとは比較にならないクオリティー♪

宇宙のお好きな方に♪