古石の物語～ラピスラズリ・Ⅱ～

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古き時代から人との関わりが深いラピスラズリ。
ダイヤモンドの研磨方法が確立される前やそのはるか昔
時をさかのぼること紀元前の昔から人と関わる美しい天然石
一説によるとメソポタミア文明のウルの墓群からの出土品にもあったそうで５０００年から６０００年の歴史を持つとても古い石。
その美しい群青色はとても深い色で私は一目でこの石が好きになってしまいました。

小さな物語でも同じくラピスラズリの指輪を作っていますが今回は少し大きめの物語。
群青色のラピスラズリを美しく囲うのは色あせることで美しさを増す真鍮。
造りはシンプルですが味わい深い今回の物語
長い歴史を感じるように深く楽しんでいただければと思います。

実はこの作品は前から販売自体は行っているんです。
ただ石の配置が以前のものだと私の作品にしては珍しく縦に配置しておりました。
今回は私の作品のなかでもオーソドックスな横配置にして再販のような形で再掲載。
縦型の販売も同時並行で行いますので、ご要望などあればお気軽にご相談ください！

*こちらの作品は受注生産作品になりますのでご注文の際は必ず指のサイズ等をメッセージに記載の上ご注文ください。
サイズは８～２０号で制作を行います。0.5刻みで注文がいただけます！

～作品詳細～
*金属・・・真鍮
*天然石・・・ラピスラズリ　カボション　約8×６ｍｍ
*幅は約1.5mmになります
*厚さは約1.5ｍｍとなります
*サイズは8号～20号でお作りいたします

～天然石解説～

『ラピスラズリ』
空のような青という名前の由来をもつラピスラズリは、アフガニスタンからシルクロードを通り、ヨーロッパや各国に海を越えて伝わった石です。古くから幸運の象徴とされているほか、物事の本質を見抜く力や、人格的な成長を促す効果もある石です。ちなみに日本でいう群青色という色はこのラピスラズリの色を表す色なんです。


『真鍮』
銅と亜鉛を混ぜ合わせた金属で、新品時はまるで黄金の様な輝きを放ち、時間の経過とともに空気中の成分の影響で『硫化』という現象を起こし黒ずんでくる特徴がございます。『硫化』することによりまるでアンティークの様な落ち着いた雰囲気に作品が変化していき、輝く真鍮と落ち着きの真鍮２つの顔を楽しむことができるある意味贅沢な金属でもあります。真鍮の黒ずみやくすみなどが気になる場合は市販の真鍮用の研磨剤などで磨いて元の輝きに戻すこともできます。日常での保管に硫化防止用の袋に入れる、硫化防止チップを密封できる袋にいれてそれと一緒に保管するなどの方法でも黒ずみを抑えることができます。
銅の成分を多く含む金属なので金属アレルギーの方には注意が必要なことがあります。
とっても味がありそれでいて美しく、おまけに変化まで楽しめてリーズナブルな金属なので是非とも色々な方に楽しんでいただきたいと思います。